Case Study
初めに
Objects With Narratives(ブリュッセル拠点のコレクティブル・デザイン・ギャラリー)は、陶芸家や彫刻家の創造性を世界に発信するための新たな表現手法を求めていました。 私たちは、創作と表現、作家と作品の関係性を深く掘り下げた全4話のインタビューシリーズを企画・制作。そのストーリーは国際的なソーシャルプラットフォームで高い評価と共感を獲得しました。
クライアント
Objects With Narratives(オブジェクツ・ウィズ・ナラティブズ)
業界
機能的アート、コレクティブル・デザイン
年度
2025年
サービス
アーティストプロフィール、パーソナルブランディング
プロジェクトについて
洞察を導く問いかけのデザイン
私たちは、創作の本質に迫るための知的に洗練された問いの設計からプロジェクトを始めます。 「作家の存在を損なうことなく、作品の芸術性をいかに際立たせるか」 「作品と作り手が“真実”を分かち合う場を、どう構築するか」 こうした問いを軸に据えることで、対話の中から深い洞察を引き出し、知的刺激に満ちたビジュアルコンテンツを創出しました。結果として、各作家の創作実践への誠実で立体的な理解を視聴者に提供します。
デジタル用戦略的フォーマット最適化
情報の“伝わり方”は戦略そのものです。私たちは、長時間に及ぶインタビューを1〜2分の濃縮されたストーリーフォーマットに再構成。要点を損なわずに高密度のメッセージ性を実現しました。この戦略的フォーマット最適化により、各動画はInstagramで1万〜3万回再生を記録。ギャラリーの国際的認知度を大きく高めました。
結びに
対話から生まれる創造のエネルギー
本プロジェクトは、文化やアートの分野で知的かつ感性豊かなコンテンツを創出する力を示す好例です。クライアント様との丁寧な対話を通じて、組織やブランドの想いを世界に伝えるストーリーへと変換することが私たちの強みです。高い視聴数と反響を得たことは、国際的な観客に響くコンテンツを生み出す確かな実績の証。欧州と日本を結ぶメディアプロジェクトにおける、私たち独自の価値を明確に示しています。


